コンピューターの進歩のおかげで、多くの人たちが趣味としてパソコンで音楽を楽しめるようになりました。
いままでCDプレーヤーやコンポなどで楽しんでいた音楽をパソコンで取り込み、iPodなどの携帯音楽プレーヤー で手軽に聴けるようになったこともありますが、デスクトップミュージック(DTM)という、パソコンで自分の曲を作ったり歌を録音したりといったことが、以前よりずっと気軽にできるようになりました。中にはメロディーを打込んでしまえば自動的に伴奏を付けてくれるようなソフトまで登場しています。

このような進歩のおかげで作曲というものが一般にとても身近なものとなり、多くの人が音楽を手軽に楽しめるようになった事はとてもに喜ばしいことですが、実際にチャレンジしたことのある方にとっては、逆にその難しさと奥深さを知り、三日坊主で終わってしまった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。テイクセブンではこのようなDTMを趣味として身につけたい方やプロを目指す方むけのレッスンも開講しており、作曲の楽しさを多くの方に理解してもらえるようプロのテクニックを伝授しています。(ご興味のある方はお問い合わせ下さいw)

経験のある方はご存知かもしれませんが、上に書いたような自動で伴奏を付けてくれるソフトなども、非常に手軽な反面、どうやったところで普段CDで聴いているようなサウンドとはほど遠く、正直なところお世辞にもクオリティーの高い作品が作れるわけではないというのが現実です。

よく、コンピューターで音楽が魔法のように勝手に出来上がって行くように思っている方もいらっしゃいますが、実際はすべての音を1音1音丁寧に打込んでメロディーや和音やリズムパターンや音色を細かく調整していかないと、なかなか聴けるサウンドにはなりません。

簡単になった、というのはあくまで全パートの楽器を演奏しなくても、高価で重い機材を何台も揃えて1時間何万円もするスタジオに持ち込まなくても、譜面を用意してミュージシャンをブッキングしなくても音楽を作れるようになった、ということで、音楽が分からなくても大丈夫、という意味ではありません。

中にはソフトについているプリセット(テンプレートのようなあらかじめ用意されているもの)を使って、それなりのサウンドを出せるものもありますが、結局はプリセット曲をちょっといじっただけの、オリジナルとは言いがたいものにしかなりません。ここをもっとこうしたい、という細かい変更ができず、自由度がまったくない音楽になってしまいます。

それもそのはず。これだけテクノロジーが発達したところで、ソフトやパソコンはあくまで「道具」に過ぎないわけですから、いくら良い道具を手に入れたところで、その道具をうまく使う方法を身につけなければ、その道具はただのガラクタにさえなり得るのです。同じパソコンのソフトで考えてみても、いかに高価なソフトを手に入れたところで、使いこなせなければ全く意味がないのは多くの方がご存知のことでしょう。

特に相手が「音楽」というものであれば、ソフトの使い方だけにとどまらず、そこには音楽理論や音響技術や演奏技術をはじめとした多くの知識・技術・経験が必要で、さらに「センス」「感性」という話になってくると、なかなか一筋縄ではいかないことはご想像に難くないかと思います。

プロの曲作り・サウンド作りは長年にわたる経験と実績によって培われます。テイクセブンは膨大な経験と実績の蓄積によって、そのクオリティは多くのお客様に非常に高い評価を受けており、またその先のユーザー様からも絶大な支持を受けています。

これまでの制作実績楽曲提供実績もあわせてご覧下さい。

1つの曲が出来るまでにはさまざまな行程があります。作曲、歌モノの場合は作詞、アレンジ、レコーディング、編集、ミックス、マスタリング、CDの場合はデザインと印刷とプレス。このうち1つでも妥協するといいものはできません。テイクセブンはプレス工場以外の行程を、ほぼ全て社内でおこなうことでコストを圧縮しています。たとえばレコーディングに必要なスタジオも、可能な限り社内のブースを使用し、どうしても必要な最小限だけを一般的に使用されるレンタルのレコーディングスタジオでおこないます。

また、ミックスや修正も作曲やアレンジを行ったクリエイターが中心となって行う事で、楽曲の素材を受け渡すのにかかってしまう時間を節約し、コストダウンにつなげています。

実際のプロの現場ではこの受け渡しの作業が意外に時間を取ってしまい、アレンジャーが使っているデータフォーマットとミキシングエンジニアが使うデータフォーマットが異なる事によって、その変換にかかる手間がばかにならないのです。

多くの場所と機材を使い、多くの人間の手を使えば使う程、それに応じてコストが膨らんで行くのはお察しの通りです。もちろん、ここはちゃんとお金をかけてしっかりやりたい、という部分もあるのですが、問題はそのままの流れで必要のないコストを浪費してしまう事です。

テイクセブンでは費用対効果を考えた上でメリハリをきちんとつけることによって、不要なコストは抑えたまま高いクオリティーを維持し、逆に浮いたコストを余裕を持って作業ができることに回すため、結果的にはバタバタと制作する一般的な制作よりもクオリティーの高いものに仕上がります。

そして、先ほどから何度も出てくる「クオリティー」という言葉そのものの考え方をとても大切にしており、テイクセブンではクライアント/依頼者/お客様のイメージに最も近いもの、さらにはそれを超えたものをご提供する事が最大にクオリティの高い仕事だと考えています。

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